こうやって測っています

いわき市内で生産された出荷・販売用農産物は、福島県の「緊急時モニタリング検査」に加え、検査希望者に対し、市の自主検査として「出荷用農産物モニタリング検査」を実施しております。
いわき市で導入したCsl(Tℓ)シンチレーター検出器を活用し、福島県の検査と併せ、実施します。基準値を超える可能性がある場合には、関係機関(市、県いわき農林事務所、JA福島さくら)に早急に報告し、右のステップに進みます。
該当農家または市内農家の対象品目について、出荷自粛を要請するとともに、福島県農業総合センターにおいて、ゲルマニウム半導体による精密検査を実施します。 県の検査において、基準値を超えた場合、いわき市における対象品目について出荷が制限されることとなります。
「NaI(Tℓ)シンチレーター」により、出荷前の安全確認モニタリングを実施

テクノエックス(現テクノサクセス)社製
ガンマスぺクトロメーター FD-08Cs 1000-4

非破壊式CsI(Tℓ)シンチレーターを用い、いわき市内で生産された出荷用農作物及び市内農業者により生産された1次加工品を対象に、検査希望者に出荷前のモニタリングを実施します。

具体的な測定方法
計測方法
(1)重量を計る
検体の重量を計測します。500g必要です。水洗いをして、食べない部分を取り除いた状態で検査します。
(2)機器に入れる
非破壊式の測定機は検体をそのままの状態で検査します。
(3)条件を設定し測定開始
・検体重量を入力
・品目、形状等を入力
・測定開始
※重量500gで3分間測定します。(重量が少ない場合は、10分程度となります)
(4)検査結果と検体を渡す
※本市では、検出下限値を20Bq/kgとしています。検査後は、検体を返却します。