大久じゅうねん
昔から、じゅうねん味噌や和え物、そうめんのつゆ等で親しまれ、じゃんがら念仏踊りの歌詞にも歌われている伝統野菜です。
じゅうねんは白種と黒種がありますが、黒種の大久じゅうねんは、含油量が白種より2~3割ほど多く、油にも加工されています。
じゅうねんの油には、必須脂肪酸のα-リノレン酸が豊富に含まれており、近年、健康食品として注目されています。
主な栽培地:大久町 旬:12月頃~
生産者紹介
大久じゅうねん保存会
代表の新妻ゆき子さんは、祖母、母から代々自家用に栽培されてきた黒じゅうねんを若い世代に継承していきたいとの想いから、地域の方と共に、2016年に保存会を設立しました。
種の保存と品質の向上を目指し、現在は6名の会員の方が栽培し、市内の直売所等へ出荷しています。
また、地元小学校と連携し、子どもたちへ栽培方法から調理法までの年間を通じた指導を行うなど、幅広く活動されています。