いわきとっくり芋

昭和30年代、平下神谷赤沼地区でとっくりのような面白い形の山芋を改良し「いわきとっくり芋」として栽培が始まり、現在は生産部会が組織され栽培されています。
粘りの弱い長芋と粘りの強い自然薯(じねんじょ)との中間のほどよい粘りで、クセやアクが少なく、食べやすいのが特徴です。

主な栽培地：平下神谷　旬：11月～12月頃

生産者紹介

とっくり芋赤沼生産部会

1955年頃、平下神谷赤沼地区の篤農家の一人が、酒とっくりのような面白い形の山芋（自然薯）を目にしたことがきっかけとなり、独自に改良を重ね、形もよく、栽培しやすい現在の「とっくり芋」が誕生しました。
1971年にＪＡに生産部会が組織され、栽培技術と品質を守っていくため、現在は7名の部会員の方が栽培しています。
いわきとっくり芋は、市場を経由して市内スーパーなどのほか、ＪＡ福島さくらの直売所へ出荷しています。