いわきの水産物

サンマ漁やカツオ漁が盛んな豊かな海
福島県の沖合は、親潮(千島海流:寒流)と黒潮(日本海流:暖流)が交わる「潮目の海」とも呼ばれ、いろいろな魚たちがとれる好漁場として知られています。なかでもカツオとサンマの水揚げは特に多く、この2つを合わせると水揚量の半分以上を占めていました。また、下の表に見られるように、四季を通して多くの水産物が水揚げされていたのが、いわきの水産業の特徴でした。
水産業データ
※およその量

いわきの水産業の復興状況
東日本大震災、そして福島第一原子力発電所の事故により、いわき市の漁業は大変厳しい状況が続いています。震災により漁港や魚市場、関連施設、船舶は多大な被害を受けました。福島県の沿岸では、一部の魚を除いて、これまでどおりの漁業ができない状況が続いていますが、震災前より活気とにぎわいのある水産業を目指して、これから、さまざまな取り組みを行っていきます。
いわきの水産業の被害いわきの水産業の被害いわきの水産業の被害いわきの水産業の被害
沿岸魚種について
沿岸性魚種については、現在、一部の水産物から基準値を越える放射性物質が検出されるなど、安全性が確認されていないとの認識の下、漁業者自らの判断により操業を自粛しています。
なお、毎週行っている緊急時モニタリングの結果を踏まえ、安全性が確認された魚種について、平成25年10月から、試験的な操業を行うこととなりました。
回遊魚種について

カツオやサンマ、サバなどの回遊性魚種は、水揚地が「福島県」「いわき市」であることから、市場や消費者の皆さまから敬遠される状況にあります。現在、回遊性魚種については、放射性物質の検査が各所で行われ、出荷されています。検査結果については「放射性測定データ」のページをご覧ください。

港の復興状況
いわき市には8つの港があります。このうち東日本大震災後、水揚げが再開されたのは、もともとカツオやサンマの水揚げ量が多かった小名浜港と中之作港です。国の重要港湾に指定されている小名浜港は、物流港湾として重要な役割を担うとともに、豊富な水揚げを誇る港です。中之作港は、特にカツオの水揚量が全国有数の港として知られています。
いわき市内の港
いわき市内の港別水場量
(福島県海面漁業漁獲高統計より)
※表示単位未満を四捨五入して記載しているため、合計と内訳の計が一致しない場合があります。